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アレルギー性鼻炎について
アレルギー性鼻炎とは
くしゃみ(鼻のかゆみ)、(水様性)鼻漏、鼻閉(はなづまり)の3つの症状を主に伴う疾患です。
通年性(ハウスダスト・ダニなど)と季節性(スギ・ヒノキ花粉症など)に大きく分かれます。
有病率は年々増加しており、特にスギ花粉症の増加が目立っています。
診察・検査
問診
年齢、性別、職業、症状の程度、発症年齢、好発期、合併症、アレルギー既往歴、家族歴、治療歴などをお聞きします。
視診
鼻鏡(鼻の入り口を開く機械)にて鼻の中を観察します。
下鼻甲介の蒼白、浮腫状腫脹、水様性鼻汁、粘膜の発赤などを確認し、
また、副鼻腔炎や鼻茸、鼻中隔弯曲症などの合併症の有無を調べます。
アレルギー性の診断
鼻汁好酸球検査、血液中好酸球検査、血清IgE検査など。
高値では気管支喘息、アトピー性皮膚炎の合併も推察できます。
治療
抗原の除去と回避
ダニ・スギ花粉・ペットなど、抗原となるものの除去・回避の対策を行い、症状の緩和に努めます。
治療薬
経口薬・点鼻薬・漢方薬・点眼薬などの様々な治療薬を複数組み合わせて、症状の緩和・改善を行います。
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